F1 疾走するデザイン

d5d8f491.gifチケットをいただき「F1 疾走するデザイン」を見に行く、ありがとうございます。
東京オペラシティのアートギャラリーは初見参。落ち着いた展示室と、外光の入るロビーが隣り合わせの
気持ちの良い空間。


http://www.operacity.jp/ag/exh93/
モータースポーツの最高峰である「フォーミュラ・ワン(F1)」におけるデザインをテーマとした国際巡回展であり、1950年代から現在に至るF1が発展するプロセスにおいて、デザインの果たした革新的な役割に注目。本展覧会では、1950年代から現代までの代表的なF1カーを英国及び日本の所蔵者から貸し出しを受け、展示。そのほか、写真、映像、パーツなども併せて展示し、F1カーが造られる過程やデザインとテクノロジーの融合の様を紹介。
期間:2008.4.12[土]─ 6.29[日]
会場:東京オペラシティアートギャラリー
開館時間:11:00 ─ 19:00
(金・土は11:00 ─ 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(但し4/28、5/5は開館)
入場料:一般1,200円(1,000円)、大学・高校生 1,000円(800円)、中学・小学生 600円(400円)


展示されてるマシン

Cooper T51
コンストラクター:クーパー・カーズ 英国
製造年:1959
エンジン:コベントリー・クライマックス FPF 直列4気筒
排気量:2,499cc
最高出力:230bhp 7,500rpm
グランプリ出走回数:126回

Brabham BT20
コンストラクターブラバム 英国
製造年:1966
エンジン:レプコ620 V型8気筒
排気量:2,994cc
最高出力:302bhp 9,000rpm
グランプリ出走回数:25回

Team Lotus Type 77
コンストラクター:チーム・ロータス 英国
製造年:1976
エンジン:フォード・コスワースDFV V型8気筒
排気量:2,993cc
最高出力:485bhp 11,500rpm
グランプリ出走回数:37回

McLaren-Honda MP4/4
コンストラクターマクラーレン・インターナショナル 英国
製造年:1988
エンジン:ホンダRA168E V型6気筒 ターボ
排気量:1,494cc
最高出力:685bhp 12,500rpm
グランプリ出走回数:32回

Williams FW14B
コンストラクター:ウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリング 英国
製造年:1992
エンジン:ルノーRS3C/RS4 V型10気筒
排気量:3,500cc
最高出力:650bhp 11,000rpm
グランプリ出走回数:32回

B・A・R Honda 006
コンストラクター:B・A・R(ブリティッシュアメリカン・レーシング) 英国
製造年:2004
エンジン:ホンダRA004E V型10気筒
最高出力:900bhp以上 19,000rpm
グランプリ出走回数:36回

Ferrari F2005
コンストラクターフェラーリ イタリア
製造年:2005
エンジン:3,000cc V型10気筒(タイプ055)
排気量:2,997cc
最高出力:非公開
グランプリ出走回数:37回

Renault R25(分解展示)
コンストラクタールノー フランス
製造年:2005
エンジン:ルノーRS25エンジン V型10気筒(Vバンク72°)
排気量:3,000cc
最高出力:850bhp以上 19,250rpm
グランプリ出走回数:



それぞれ単独の展示は、サーキットだのショールームだのもてぎのコレクションホールで見てたりするのだけど、(全く同一のマシンではないけど同時代のマシンということで)、並べて展示してくれると時代の変遷を感じられてよいですね。ブレーキが変な所についてたり、車幅と迫力が一気に増大したり、車高が突然低くなったりと。

さらに年代別にチケットやパドックパス、パンフレットなどの展示もあり。印刷技術が低いなりにも斬新でかっこいいデザイン。

ルノーR25は宙に浮かせて下には鏡貼りというサービス精神あふれる展示。じっくりと堪能させていただく。映像ではコーリン・チャンプマンが勝利の瞬間にはコースに飛び出し帽子を放り投げるパフォーマンスをw傍目には危険極まりないが、のどかで穏やかな愛すべき時代だったとゆうことで。歴史の年表を読み解いて行くと、現在のモータースポーツ、もっと言ってしまうとF1がイギリスに牛耳られてるのがなんとなく理解できるような。。まあそのイギリスにとっても苦難の連続で現在があるのだろうが、ここまで好き勝手にやられるとねえ。。

ファクトリーやテストの映像、さらにはパラゴンの模型もある非常に見応えのある展示でした。今月の29日までなので興味のある方は是非どうぞ。



Black design
http://www.blackdesign.jp/