ホンダF1撤退を発表、、

http://www.honda.co.jp/F1/news2008/25/
F1レース活動について
2008年12月5日(金)
私どもHondaは、このたび、2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定いたしました。
サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、各国に広がった実体経済の急速な後退により、Hondaを取り巻くビジネス環境は急速に悪化してきています。
当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時間がかかることが予想されます。
Hondaはこの急激かつ大幅な市場環境の悪化に対し、迅速かつフレキシブルに対応をしてきましたが、将来への投資も含め、さらに経営資源の効率的な再配分が必要との認識から、F1活動からの撤退を決定いたしました。今後のHonda Racing F1 Team、英国でエンジンの供給を行ってきたHonda Racing Development Ltd.については、チーム売却の可能性も含め従業員と協議にはいります。

Hondaは第3期のF1活動として、2000年よりB・A・Rとの共同開発という新しい形での参戦をいたしました。その後のF1を取り巻く環境変化により2006年よりHondaが100%出資するチームとしての運営に移行しました。最高峰のレースへの挑戦は、思いのほか厳しい道のりでしたが、多くの応援を頂き、2006年に貴重な1勝をあげることができました。頂いたご声援に十分お応えすることなく撤退の決定をすることは大変困難をともなう決断でした。
今後は、この激動の時代を生き抜き、レースで培われたチャレンジング・スピリットをもって、様々な新たな課題に引き続き挑戦し続けてまいります。
これまで、ご声援をくださった多くのファンの皆様、そして活動を支えてくださったF1界の皆様に対し、心よりお礼申し上げます。
尚、来年、鈴鹿サーキットでは予定どおりF1日本グランプリを開催いたします。来シーズンに向けての改修工事も順調に進んでおります。
ありがとうございました。
本田技研工業株式会社
代表取締役社長
福井 威夫




本当に寝耳に水で、頭が真っ白です。
苦難の続くこの二年は鈴鹿のF1も無くファンにとっても厳しいシーズンだったけど、
来年の鈴鹿復活に向けてKERSの開発も好調、ロスブラウン効果も出てくると思われる矢先に、、
バトンさんもどうなるんだか?一説にはトロロッソで琢磨とシートを再度争うという噂も。

F1チームの運営には膨大な人/物/情報が関わるものだと思うので
あまり非難はしたくないが、ニック・フライが本当に憎い。
無能で役立たずで金のことしか興味の無いニック・フライと組まなければ、、
本当に悔しい。


福井社長、大変つらそうに見える会見だったそうです。
四輪にも二輪にもレースに対する活動や開発をされて来た方でもあるので。

福井ホンダ社長、F1マシンで292km/hの疾走
http://response.jp/issue/2004/0825/article63071_1.html

今回の発表とそれに至る経緯を、擁護する機はさらさらないけど、
チームを潰すのと、会社を潰すのと、どっちを優先するかということなのかな。。

つらい過去の事はこれまで。今後について
・いまの体制でF1を続けても、色々噛み合なくて結果が出ない気がする。
 またいつか、運営までホンダで責任を持って参戦して欲しい
・迷走を続ける現代F1。規定も毎年適当に変わってバカバカしい。
 モータースポーツの最高峰、という幻想が
 近いうちに終わる気もしないでもない。
・しばらくはmotoGPとかラリーとかFポンとかに注目して行こう。
 SuperGTもしっかり見たいんだけど、プロレス的な興行がなあ。
・車を作り動かすだけで莫大な費用がかかるんで、
 いろんなビジネスのしがらみが出てきてしまうモータースポーツ
 もうすこし健全で楽しめるレースカテゴリーはないもんかねえ。

しかし、対岸の火事とは思ってなかったけど
どんな影響があるのか想像できなかったサブプライムの影響が
こんなに実感を持って表れるとは。




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