アドビ、次期「Photoshop」を64ビット化--ただしWindows限定??

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20370726,00.htm
次期バージョンの「Photoshop」であるCS4について、Adobe Systemsが初めて内容の一部を明らかにした。
同画像編集ソフトウェアでは64ビット版が用意される。ただし、それはMac OS X向けではなく、Windows限定となるようだ。
 一般的にAdobeは、Windows版とMac版の機能を同等レベルに維持してきた。
しかし、今回については、Appleが2007年にMacのプログラミング基盤を変更したため、
その維持が難しくなった。
 「CS4でMac用に64ビットネイティブ版を出荷する予定はない」と述べ、
「われわれは、Appleが社内リソースのバランスをとり、同社プラットホームついて正しい決定を
下す必要があることを尊重している。しかし、それは開発者に影響を与える」と説明する。
 64ビット化の利点として、主に、プロセッサとソフトウェアによる
4Gバイト以上のメモリの使用が容易になることがある。
 Macユーザーにとって幸運なことは、Intelベースのマシンではデュアルブート構成または
仮想化ソフトウェアによってWindowsを使用できるので、
Adobeが寛大なライセンスを許可してくれれば、
それによってユーザーは乗り切ることができるかもしれないということだ。
 「AppleがCarbon 64を選択したかったため、ロードマップの見直しが必要になった」と
Nack氏は述べる。そして、Adobeは、Cocoa化のため新しいプログラマーを直ちに割て、
「できるだけ早く移行できるようにした。しかし、ことわざにあるように、女性を9人そろえても、
子供が1カ月で生まれてくるわけではない。一定のペースでしか物事は進まない」と同氏は述べた。
 Carbonの機能を使う、または、やりとりするコードの量は多く、約100万行はあり、
すべてに対して少なくともレビューが必要だ、とNack氏は述べる。
そして、現在でさえ、「どのくらいのコードを書き直す、または、手をつける必要があるかは把握されていない」
 CarbonからCocoaへの移行はとても大規模で、計画を数カ月延期した、とNack氏は付け加える。
 「AppleAdobeMicrosoftの誰もPhotoshop規模のアプリケーションを
CarbonからCocoaに移行したことはない」とNack氏は述べる。


非常に分かりにくいしブラフっぽいニュースだけど
アドビ 「マックのソフト、64ビット対応に作り直すの面倒だから、作らないze」
アップル「あ”ー、一応キラーアプリなんだから作れよ!」
アドビ 「つくって欲しかったら作りやすい環境作れや (#゚Д゚)ゴルア」
アップル「フォトショップの競合ソフト、内制でつくるぞ (#゜Д゜) ゴルア」
アドビ 「てゆかiPhoneFlash動くようにしろ!」
Flashは端末の台数によってライセンス課金らしい」

てなわけで、色んな政治的な絡みがあるようで。てゆかアドビ的にドル箱フォトショをマックで出さないというのは、たぶん有り得ないわけで。
まあマックユーザーからしたら業務をする上でフォトショップは絶対に不可欠な存在ではある。とはいえ『最新版』である必然性は薄かったりもするんだよね。もちろん最新のCS3は素晴らしく改良されて至極便利なソフトであるが、一般的な写真のレタッチ作業の99%は、いまだ現役のバージョン7とかでも問題なく遂行可能。もっと言っちゃうとバージョン5とかでも(ソフト的に動くのであれば)機能的にはそれほど問題ない。

もちろん将来的には最新のマックとOSで古いフォトショが動かない可能性も高いが、未だにOS9が現役でバリバリやってるわけなので、万が一マック版フォトショップの開発が凍結されたとしても、困るのは我々が爺になった十数年後で、そんなに困らないような気もするなあ。



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